花子とアン137話見た感想とネタバレ はなとスコットがThe Water Is WIde
花子とアン23週137話「アンとの出会い」
放送日時:9月5日(金)8:00~8:15、12:45~13:00
第137話を見てみた感想とネタバレです。
第2次世界大戦が始まり、スコット先生もカナダへと帰国することを花子は知る。
そして一冊の本を翻訳して欲しいと手渡される。
スコット「ルーシー・モンゴメリという、カナダの作家の作品です。日本にいる間、この本が心の友でした」
花子「そんな大切な本をいただけません」
スコット「あなたに持っていて欲しい、私たちの友情の記念に」
美里はどんな本なのか聞いてくる。
花子は表紙から何となく説明するが自分もまだ読んだことないと話す。
花子は美里へ、小さな時英語が大嫌いだったけど、初めてスコット先生の英語の歌「The Water Is WIde」を聞いたとき、初めて英語が心に優しく響いてきたと話す。
花子はその時の光景を思い出す。
花子はずっと「The Water Is WIde」が大好きだったと話すとスコットは喜ぶ。
美里「お母ちゃま、歌ってみて!」
花子「え!今?」
ももも歌ってみてという。
そして花子はスコットと一緒に歌う。
「The water is wide, I can't cross o'er And neither have I wings to fly Give me a boat that can carry two
And both shall row, my love and I.」
「この海は広すぎて私には渡れません 大空を舞う羽根もありません どうかふたりが乗れる小舟をください ふたりで漕いでゆきます愛する人とふたりで」
スコットは、あの頃はカナダにいた恋人を思って歌っていたが、その彼も、戦争で命を亡くしたと悲しそうに話す。
スコット「最後にとても素敵な思い出が出来ました。いつかきっと平和が訪れます。その時あなたの手でこの本を日本の少女たちに」
約束します。平和が訪れたらこの本を翻訳して沢山の人に読んでもらいます」
スコット「ありがとう。さようならはな」
スコット「ごきげんよう」
花子「ごきげんよう」
こうして日本とカナダとを結ぶ大切な一冊の本が花子に託されたのでした。
花子はすぐスコットからもらった本を読み始める。
花子はみるみる家に夢中になり夜中になってもずっと読んでいる。
美里も寝静まり、英冶は本を読む花子を見ている。
花子は本の中で、アンの友達のダイアナについて読んでいるところで、蓮子との楽しい思い出を思いだす。
蓮子からもらった歌集をじっと眺める。
花子はスコットから託されたこの本をなんとしても翻訳しようと心から願う花子でした。
1941年(昭和16年)・冬
けれども2年が経っても中国との戦争が終わる気配はありませんでした。
朝方、村岡家に電話がある。
花子は出てみると、JOAKの黒沢からだった。
黒沢は、今日のラジオを休んで欲しいと言ってくる。
はなこは突然のことで動揺している。
JOAKでは日本軍の兵隊が数人来ており、漆原に案内されている。
そしてスタジオへ入ると、緊迫した空気が流れる。
有馬はいつもと違って非常に緊張した表情を見せる。
ラジオからはいつもと違うチャイムが流れる。
ラジオから聞こえてきたニュースとは、太平洋戦争が始まったことを知らせるものだった。
語り「とうとう太平洋戦争が始まりました。」
「ごきげんよう、さようなら」
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花子とスコットが歌っていた英語の歌
「The Water Is WIde(ザ・ウォーター・イズ・ワイド)」日本語 歌詞
「この海は広すぎて私には渡れません 大空を舞う羽根もありません どうかふたりが乗れる小舟をください ふたりで漕いでゆきます愛する人とふたりで」